※Swim:3.8km、Bike:180km、Run:42.2km
※Raceday:2018年6月3日(Sun)
Challenge Familyシリーズのロングになります。
「Challengeにもロングってあるんですね!?」
Challengeの世界選手権がミドルなので、そういうイメージがあるみたいですが、このヴェネツィアやマドリード(スペイン)、ロート(ドイツ)などはロングの大会ですし、台湾やアムステルダム(オランダ)などはミドルに加えてロングも行われております。
【経緯】
6月はバラモンキング(Aタイプ)があるので、他のロングに出る気は無かったんですが、ISRAMANのHPでこんなのを見つけてしまいました。
「TriInvictus( ゚д゚)?」
意訳すると、「ISRAMANとChallenge Veniceを完走したら、「TriInvictus」として表彰対象になりまっせ。同年なら尚更ね!」
とのこと。
ということで、私の中でフラグが立った訳です。サクッとエントリーしようと思ったんですが、そう簡単な話ではなかった…。
※未確認ですが、どうも企画倒れしたようです。
【最初のハードル】
なにこれ( ゚д゚)
外国人(イタリア版会員未登録者)はヴェネチア近郊の指定病院で診断書を貰う必要があるとのこと。イタリア語?…。なんだよ、このハードルの高さ。どーすりゃいいの?
これまで出た診断書提出義務の大会は、
ISRAMAN:事前提出(病院の指定無し)
XTERRA Greece:当日提出(病院の指定無し)
日本の病院や医者から書き書きして貰えば良かったのです。英語で。(私は元主治医にお願いしてます)
今回は「指定病院(イタリア国内)」という(私にとっては強烈な)縛りがあったのです。
【問い合わせ】
まずはこの診断書問題を解決せねば。
大会にお問い合わせ。要約はこちら↓
私:「診断書がいるって書いてあるけど…」
大会スタッフ:「そうね、指定の病院で貰うのよ。でも協会に会員登録(日本で言うJTUカード)すれば不要よ。ANYで良いわ。」
※スタッフは女性でした
私:「ANYって??」
大会:「各国ってこと。」
私:「じゃあ日本の協会に登録でも良いの?ITUのロゴも入ってて、準拠って書いてあるんだけど。」
※ここでカード提出
大会スタッフ:「パーフェクト。それ受付当日に持ってきて。」
私:「分かりました。当日楽しみにしてます。サンキューベリーマッチ(・∀・)。」
解決したぜ(笑)
【JTUカード】
JTUカードはJTUにログインしてリンクを辿れば、電子データをゲットできます。
このJTUカードをイタリアで使う事になるとは…。よく見ると所々で英語併記されてるし、略語も分かるようになってるし、右下にはITUやASTC準拠のマーク入ってるし、そういうのを見据えて作っているようです。ITUのルールなのか、それともJTUの配慮なのか。どちらにせよ、このカードに救われました。
宿泊先やエアチケットもサクッと取り、あとは出発するだけ。
【出発】
5月31日(木)の夜に出発。
航空会社はおなじみのターキッシュ。成田からの夜行です。
バイクですが、韓国から帰ってきた後にオーバーホールをしてます。
来月の世界選手権前がベストなんですが、日程的に5月下旬にしか出来なかったという都合もあったのです。
そうそう、チェックインしてる時に、何やらバイク軍団がいました。バイクポーターのスマートサイズとかあったし。
バイクも何か国際大会でもあるんだったんかな?
【イスタンブール到着】
6月1日(金)。現地時間の4時前に到着。
あれ、イスタンブールにこんな早い時間に着いたっけ…。
飛行機で機内食(夕食)を食べた後、それからずっと寝てました。気がついたら着いてた…みたいな。朝食もパス。
でも頭は痛いし、熟睡には程遠かったです。やっぱり夜行は辛い…。
ヴェネツィア行きは6時50分発。それまではラウンジで休憩。
あっという間に登場時刻になり、バスに乗って飛行機まで。 ボーディングブリッジじゃなかったです。人が少ないから?
おぉ、ターキッシュがたくさん( ゚д゚)
そりゃーターキッシュのハブ空港ですもん。
いざヴェネツィアへ(・∀・)
【ヴェネツィア・テッセラ空港】
現地時間の8時前に到着。
イタリアとトルコって時差が1時間。なので、イスタンブールからヴェネツィアまでは2時間かかりました。
別名はマルコポーロ空港です。ここヴェネツィアではそっちの方が名前が通ってるようです。
まずはバイクだ!俺のバイクを探せぃ!!?
【オーバーサイズ】
専用の窓口があります。レッツゴー窓口!
到着。ちょっと待つこと数分…。
出てきた!
これ、出てくる瞬間も見れたんですが、シャッターの向こうの人、明らかに蹴っ飛ばしてました。ひでぇ('・ω・')
記念すべき、イタリア初上陸。空港にあった滝で記念撮影
【とりあえず宿泊先に】
ホテルの正規チェックイン時刻まで時間がメチャクチャ余ってしまい、軽食を食べたりしてたんですが、それでも6時間以上も暇…。
とりあえず宿泊先まで行くことにしました。多分チェックインさせてくれないよねぇ…。
ここから宿泊先まではバスで約15分。チケットは券売機で買えます。
空港内には窓口もあります。お好きなほうで。お値段はどちらでも片道8ユーロ。
【プリペイドSIM】
ここヴェネツィア・テッセラ空港にはどうやらプリペイドSIMを売っている店が無いらしく、今回は予めAmazonでThreeのSIMを買っておきました。データ3GBの通話非対応で約2,200円。あ、安い( ゚д゚)!
イタリアに着いてからローミングONにしたらあっさり繋がり、一安心。これ、ヨーロッパなら大抵使えそうなので、かなり便利です。
【バス乗車】
このバス、「次にどこのバス停に留まるのか」のアナウンスも電光掲示板もなったです。イタリアってそうなの??
「ここ、どこ?('・ω・') 」的な。
なので、終始GoogleMapとにらめっこ。
何となくそれっぽい所で下車。ここから宿泊先までは歩いて3分くらい。
【宿泊先】
Camping Venezia Village。
名前から分かりますが、キャンピング施設です。キャンピングカーもいますし、ハウスもあります。
私:「チェックインしたいです。(時間が)早すぎなんだけど…」
スタッフ:「ノープロブレム👍」
ということで、無事にチェックイン。
エアコン代は別とのことだったので、5ユーロ/日の追加料金。あ、エアコンのリモコンを貰うのを忘れて、バイク組み立て後に貰いに行ってます。
【ハウス到着】
こじんまりした所で、部屋にはベッドと冷蔵庫くらいしかありませんでした。電気ケトルも石鹸もない。シャワーとトイレはもちろんあります。あとWiFiも。
石鹸は欲しいなぁ。後で買いに行こう。
歯の痛みの影響と、夜行の恒例(?)で頭痛がひどく、一刻も早く寝たかったんですが、とりあえずバイクを組み立て。
今回、かなり手荒に扱われた感じなので、早く確認をしときたかったのです。
組み立て完了。
問題なさそうでした、良かった良かった(・∀・)
そうそう、今回うっかりトルクレンチを日本に忘れてきちゃいました。 なんとなくで締め付けてます。「ネジが取れなきゃ良いやー」くらいな感じ。
【買い物】
宿泊先から歩いて10分くらいの所に、ちょっと大きめのスーパーがありました。ここで、水と石鹸とちょっと食べ物をゲット!
みんな自動車ですねぇ。外を歩いてる人なんて殆どいなかったです。
帰ってきて、体力の限界に到達。
ベッドに横になって、エアコンの効いた部屋でちょっと休憩。ヴェネツィア(メストレ)の昼間は暑いのです。
【受付へ】
起きたら17時。1,2時間くらい寝ました。
「あぁ、もっと寝たい!」と思うも、そろそろ行かないとと思い、眠い目をこすって受付会場のParco San Giulianoへ。
T1/T2トランジション、フィニッシュエリアはこの広大な公園です。宿泊先から歩いて10分位。
【スタートリスト】
公式HPにも掲載されていないスタートリストを発見!探せ探せぃ!
あった!(あたりまえ)
顔が険しいのは、西日が眩しいからです('・ω・') 日差しが強くてねぇ。
日本人はどうやら私しかいないようでした。アジアとなると、マレーシア人がいました。イタリア在住の人かな?
【受付】
受付はフィニッシュエリア横に。
名簿で確認したナンバーを伝え、パスポートを提示すると、
スタッフ:「(イタリアの)会員証ありますか?」
キタ(; ・`д・´)!?
私:「JAPANライセンスはあるんだけど、これで良い?」
印刷してきた紙をスタッフが見て…
スタッフ:「パーフェクト!あ、これ貰うわ。良い?」
私:「どうぞどうぞ👍」
ということで、無事に受付完了。
JTUカードがここイタリアで通用しました(笑)
リストバンド!
トランジションやパーティーの通行パス代わりとなります
参加賞のバッグ。
なかなか立派なバッグでした。そしてまたバッグが増えた…。
ゼッケンナンバーには日の丸。粋だねぇ(・∀・)
【Expo】
Expo散策。
Challenge Familyのオフィシャルショップがありました。初めて見ましたって言っても、ChallengeはTurku大会しか出たことないですが。
Veniceオリジナルっぽいのもチラホラ。
Venice大会はスロバキア世界選手権の裏でやっている事もありかなりマイナーなので、買っておくと自慢できるかもです。
バイクメカニックとか。
補給食とか。
ビールとか。
ビールを参加賞として貰いました。
今飲んだら、より一層頭痛が酷くなりそうだったので、日本に持ち帰り。
【Quasi Night Run QNR】
実は、こちらにもエントリーしてました。
6月1日(金)の夜に、Challenge Veniceのプレイベントでファンランがあり、ついでに、走る事にしたのです。
強制的に時差ボケを解消させるのです(笑)
ゼッケンナンバーと参加賞のTシャツ。
ちなみに参加費は10ユーロです。すげー安い。
一度宿泊先に帰って、荷物を置いてからまた会場へ。
【Welcome Party】
ファンランは20時からで、その前にChallenge Veniceのウェルカムパーティーがありました。
カーボローディングです!!
選手は無料。食べ放題でした。
食べられるだけ食べたかったんですが、このあと走るので、控えめにしときました…。残念。
このくらい。少ない('・ω・')
サクッと食べて、スタートラインへ。
【スタート前】
結構な数の参加者だったみたいです。
5kmもしくは10kmなので、出やすいんですよね。Challenge Veniceとのダブルエントリー者は殆どいなそう。(リストバンドの有無で大体分かるのです)
というわけで走りました(・∀・)。20時スタート!
頭痛いなぁ…。頑張ろう(;´Д`)
このファンラン、ちゃんとしたHPも存在しないかったので、コースはよく分かりませんでしたが、Challenge Veniceのランパートと大体一緒でした。ただ、一部ショートカット有り。5km/lapを1または2laps。
イタリアンガールがエイドで水を提供中。
今日は写真を撮りながらゆるゆる走ってました。個人的にはスコア狙うよりもこの方が好みです。
写真撮影しながらタラタラと2lap。フィニッシュへ。
リズミカルなダンスミュージックとライトが光ってたんですが、写真じゃ分からないね('・ω・')
コースは全体的にフラット。
所々で曲がったりするので、飽きることは無さそう。実際にChallenge Veniceで4.5周走った時は、全く飽きなかったです。飽きる飽きないどころじゃなかったか(苦笑)
フィニッシュ。
人間が真っ暗ですねぇ。ちなみにここヴェネツィアの日の入りは21時くらいなので、フィニッシュ時点では辛うじて明るかったです。
一応50分くらいで走りました😎
フィニッシュエリアには果物がたくさん!
スイカは早々に食べ尽くされてました。私もオレンジやスイカ、水などを摂取。
こういうファンランイベントは良いです。
大きい大会のコースを使えばコースは使い回せるし、5km/10kmくらいなら選手の付き添いで来ている家族も出やすいんじゃなかろうか…。ただ、参加費10ユーロでTシャツ、食べ物付で主催側としてペイ出来るのかはかなり謎です。
こういうの、やろうかなぁ。(冗談です)
【表彰式】
10kmの上位3名(男女別)は表彰対象だったらしく、商品としてちょっと良さげな時計を貰ってました。
ビールが売れまくり(笑)
走って飲んで駄弁って、そういう感じで良いのです。コミュニケーションのツールとして使えば。
ということで、今日は終わり。
ヴェネツィアに着いて、バイク組み立てて、受付行って、最後は10kmを走る。なかなかヘビーな一日でした。
【試走】
6月1日(土)。
この日のメインは競技説明会とバイクチェックイン。
朝はバイクのチェックを兼ねて、サイクリングしました。
当初、「バイクでヴェネツィア中心部まで行ったろう!」と思ったんですが、迷子になってしまったので断念。迷ってたら、バイクコースに来ていました(笑)
後で知りましたが、ヴェネツィア中心部はチャリ禁止なんですって。迷子になって良かった(・_・;)
明日はどうなることやら…。
実はあまり気持ちが入り込めてないのです。4月のギリシャから海外戦が続いてるから、その疲れもあります。特にメンタルが。
【Race briefingへ】
サイクリングから戻って、説明会へ。
会場はRussott hotel。大会オフィシャルホテルです。
【Race briefing】
11時にスタート。
英語版とイタリア語版があり、英語版に出席。別に管理されてないので、 出なくても何のペナルティもありません。
特にこれといってトピックはなかったです。
海外の説明会って、質問が凄く出ます。文化の違いか。
【ヴェネツィア中心部へ】
午後は暇だったので、ヴェネツィアを観光することにしました。
バスのチケットは宿泊先のレセプションで買えました。「ヴェネツィア行きのチケットを買いたいっす。往復で!」というと、サクッとチケットを出してくれました。往復で3ユーロなり。
バスに乗り、リベルタ通りを走行中。
明日はここを泳ぐのか(; ・`д・´)
【到着】
終点のローマ広場に到着。
バイク含めて、乗り物はここまでしか来れません。
おぉ!?これが運河か!河川と街が一体化しとる( ゚д゚)
この街は是非ともフィルムカメラで撮りたい…。
ヴェネツィア大学とか。
運河沿いでノンビリする人たちとか。
入り口に橋とか。
意味もなく水上バスに乗ってみました。1回7.5ユーロなり。
券売機あるとこならそこで買えるし、なければその辺のキオスクで買えそうです。
ひゃっほーい(・∀・)!
ゴンドラとか。
バスに乗ってるだけで楽しい(笑)
本筋から逸れるので、これくらいにして…。
ちょっとだけヴェネツィアを観光した後、バスで宿泊先に帰り、バイクチェックへ。
【バイクチェックイン】
トランジションはParco San Giulianoなんですが、受付した所から歩いて15分位歩いた所にあります。結構歩くんです。と言っても、園内にはチャリ用道路もあるので、スイスイ行けます。
レース後、フィニッシュエリアからここまで歩くのか…。
チェックイン寸前。
バイクとヘルメットのチェックがあるので、それ用の格好で。ただ、ヘルメットはほぼノーチェックでした。ナンバー貼ってあるのを見たくらいか。
バイクチェックも終わり、バイクをラックへ。
ヘルメットとシューズは備え付けててOKです。
ヘルメットだけここに置いて置きました。
記念撮影(・∀・)
ランバッグも。
これは当日でもOKでしたが、朝持ってくるのがメンドイので前日に預けちゃいました。
ドサッと。
靴下、シューズ、キャップ、ジェル1個、アクションカメラを仕込んでます。 (撮影する気満々(笑))
バイク用はテントを挟んでお隣。
こちらもドサッと。
ヘルメットはバイクにおいてきたので、入ってるのはシューズとゼッケンナンバーくらい。はて、こんだけ('・ω・') ??
準備も終わったので撤収。天気悪いでしょう? バイクチェックイン時に雷がゴロゴロなったりしてたのです。
この後、雨がパラパラ。
「こりゃあドシャ降りになるな…、バッグを預けるのは明日にすりゃ良かったかも。」と思ったりもしましたが、「レース中に水を浴びて濡れるし、それなら同じか」、とサクッと気持ちを切り替えちゃいました。
街の電光掲示板にはイタリア語で「6月3日はChallenge Veniceで一部道路封鎖」の表示。
買い物も終えて、今日は終わり。
明日はレース当日。結局イマイチ気持ちが入れていな。これ大丈夫か…。
【レース当日】
6月3日(日)。レース当日。
3時20分起きからの4時過ぎ出発。スイムスタート地点にはシャトルバスで行くんですが、まずはトランジションエリアに寄りました。
【トランジションバッグ】
昨日置いておいたトランジションバッグ。うーむ、やはり湿ってるなぁ…。
中の靴もしっとりしてました。気にならないとは思う。
バイクは特に問題なし。
夜露対策でカバーかけている選手もいました。あれってどれくらい効果があるんですかねぇ。謎です。
お隣さんとのスペースに余裕があって、置きやすかったです。みっちりな大会が多いんだよなぁ…。
【トランジションエリア】
ちなみにトランジションマップはこちら。
レースの流れになるように配置されているので(コースアウトして取りに行くとかじゃない)、ストレスフリーでした。
【シャトルバス】
5時にシャトルバスでスイムスタート地点へ。
Parco San Giulianoから10分くらいで到着。
ローマ広場なんですが、ここから1km強、歩くのです。
早朝、静かなヴェネツィア。
朝焼けの景色がなかなかキレイでした。
静かです。
ホントに静かです。
スタート地点手前まで到着。
ここで着替えたりトイレに行ったり出来ました。
ニコン( ゚д゚)?なんだろ…。特にスポンサーって訳じゃないんだけど…謎です。
トイレに行って、ウェットスーツを着て暫し休憩。
スタート時刻も近くなった頃、ボチボチスタート地点へ。ここに持ってきた荷物はスタート地点で預かってくれ、フィニッシュ地点で受け取れます。
船で持っていくようで…ヴェネツィアらしい。
「生きて帰って来れれば…」的な。
純粋なロングは1月のISRAMAN以来ですもん。PB更新なんてとんでもない…。イマイチ自信もなかったんです。
【スイムコースマップ】
ワンウェイ3.8km。
サンセコンド島を横目で見つつ一直線。流石にヴェネツィアの運河は泳ぎません(笑)
フローティングスタートなので、スタート地点まで約100mスイム。これは試泳を兼ねています。6時30分、プロ/エイジ、一斉にスタート。
今まで触れていませんでしたが、VLD(Venice Long Distance)というカテゴリーもあり(バイクとランがちょっと短い)、それはちょっと遅れてのスタートになります。
【スイムパート】
公式動画より。雰囲気だけでも。
スイムスタート。
スイムはここ最近成長していたはずなのに、この日は全くスピードに乗れず。泳いで早々に違和感…肩が張ってる!?明らかに肩の可動域が減っており、フォームもあったもんじゃない。身体の動きがバラバラ。無駄な力も入っており、これは良くない。
追い討ちをかけるように波がやってくる。
穏やかだろうと思っていた海は横波が想像以上にキツく、呼吸をする時、モロに口に入リ込み、時々吐きそうに。
距離とタイムをチェック。
スイム中、なかなか前に進まないのが肌で分かっており、距離とタイムを時計で確認。「なんだこのタイム…ノーウェットで泳いでるの?というか、関門引っかかるんじゃね??」と、過去最高に遅い。1.5km地点で見ても過去最悪。
そう、このスイムはいくら泳いでも前に進まなかったのです。
メストレからヴェネツィアへの潮の流れが強かったらしく、更には己のコンディション不良。それよってカナヅチ同等レベルにまで低下。
とにかく少しずつでも良いから前に進み、ヴェネツィアからメストレまで泳ぎ切りたい。
【スイムアップへ】
サンセコンド島を過ぎてしまうと風景が殆ど変わらなくなり、変わるのはスイムアップエリアまで導いてくれる備え付けの木のポールの見える位置くらい。
まっすぐなコースをひたすら泳ぎ続けて、「1km」、「2km」、「3km」の看板を通過。
そして、ようやくスイムアップエリアを発見!「あそこまで、、、とにかくあそこまで行くんだ!」
ボランティアの手に助けられながらスイムアップ。
いつもよりもずっと長く感じた3.8kmをなんとか泳ぎ切った…そんな感じ。実際に長かった。タイムはなんと1時間34分超え…これはどうしたんだ、、、やばい(・_・;)
※後日掲載されたリザルトを見たら、みんな遅かったですし、順位的にも真ん中くらいなので、及第点でした。
【バイクコースマップ】
9kmの往復部+22.6km/lapの7laps。
バイクコースは前年までのコースから大幅に変わってしまいました。
前は1周がもっと長く、空港方面のコースだったんですが、なぜかこんなに短くなってしまったのです。
「7lapsって飽きそう…」
意外にも飽きることはなかったです。やってる最中は必死ですし。
【T1トランジション】
トランジションエリアでバイク用バッグを拾い上げ、ウェットスーツ等を脱ぎ捨て、シューズを履き、ゼッケンナンバーを装着。ヘルメットはバイクに置いてあるので、とりあえず無し。
ウェットスーツ等は空になったバイク用バッグに押し込んで、回収エリアに放り込みました。
実は着替えはトイレに並びながら行いました。時間節約のためです。これってルール的にどうなんだろ…。
さて、トイレを済ませ、気を取り直してバイクパートのスタート。
実はトランジションに置いてあったバッグやバイクの数から「順位的にはそこまで悪くないんじゃないか…」と察していたのです。
とはいえ、気持ちが入っていなかったのは確か。この後のトラブルに繋がってしまいます。
序盤2kmくらいは園内と大道路に出る道。ここら辺はほぼ追い越しできないので、自分のコンディションチェック。
「やはり、、、微妙」
なんかこう、踏み込む/引く力というか、そういうのが全て「6-7掛け」な感じでした。気持ちもそう。
周回コースまでは一車線規制の道路を走行。
「こういうの怖いんですよねぇ。」と事故って両手首を折った経験者は語る(笑)
ここ最近、フラッシュバックって程じゃないんですが、練習で一般道を走ってるとちょっと怖かったりします。当時のあの痛みや悲惨な手首の状態を思い出すんです。
レース中ならオーソライズされていこともあり、思い出すこともなく大丈夫ですが。(今のところ)
周回コースに入る直前の踏切。
「あ、落とした!?」
踏切を走行中、なんとDHバーに置いてあったドリンクを落下。水入りボトルだったら放置だったんですが、濃縮ドリンクだったのでコレは取りに行かないと…。
一回停車し、取りに行こうと思ったら、近くにいたスタッフが拾って来てくれました(グラッツェ😎)
周回コースにも踏切があり、他の選手もボトル落下はしょっちゅうでした。私のバイクはボトルを落下しやすいため、ゲージに何か対策しないと…。(なかな正解が見つからない)
そうそう、踏切では落車してる選手もおり、線路に対して垂直に入るように心がけてました。
【エイドステーション】
このエイドステーションが周回コースのスタート地点。
「あのボトルは!?」
よく見てみると、大会オフィシャルボトルだったのです。あれはぜひ持って帰らねば!!7lap目の入りで止まってでも良いから絶対に確保しよう(笑)
所々、「これどっち行ったら良いんだろう…」という分岐が現れました。
大抵の分岐にはテープが張ってあり
誘導されているんですが、それが見にくかったり、それに加えて誘導スタッフが少なかったためです。
1lapは「どっちだろう・・・」なんて思うことが多かったです。そしてここで事件が起こったのです。
あ!!!間違えた!!!
あ!!!あぶない!!!!
ここで思わず急ブレーキ!後輪がロックし制御不能に!!?
「これは倒れる!」
ガッシャーン!!!落車。。。
アクションカメラには恐ろしいガリガリ音が録音されてました…。
スタッフが寄ってきました。
何か言っていたけど、なんも分からなかった…。イタリア語で「大丈夫か?」的な事を言っていたんだと思います。
右膝負傷。
奇跡的にも擦り傷はゼロ(超不思議)。ただ、右膝を少々捻ってしまいまいた。明らかに違和感あり。
ちなみにバイクは、バーテープとベースバー、ペダルが削れたくらいで、ステムがズれた等の走行に支障がある不良は無し。(後で気がついたんですが、フロントディレイラーがなぜか調整が狂いました(落車が原因かどうかは不明))
【続行】
続行で。
「膝が痛んでもペダルを漕ぐくらいであれば大きな不具合はないし、スピードが出せなくたって、タラタラ漕げばそのうちフィニッシュ出来るさー」と。
ここで今回のレース目標を「完走」と「エイドにあるオフィシャルボトルを持って帰る」にし、レース続行。
欧米の選手は速いです。
ちょっと手を抜くと、バンバン抜かれます。パワーのポテンシャルが違う気がします。
あと、彼ら彼女らは足が長いので、ポジションの落差がかなり取れるので空力は相当有利。あれはかなり羨ましいです。
時々荒れた路面もあり。
周回数を重ねていくと、こういった道路の振動は身体に応えました。
それで漕ぎ続けられなくなる。漕ぎ続けないと失速する。失速したら余計なパワーを使ってまた速度出す…的な。漕ぎ続けられるように練習しないと。
橋。
実はこの橋の手前でコースアウトしてしまいました。これハッキリ言って分かりにくかったです。だって、他の選手も間違ってたし。
分かりにくいところには、ポールとか置いといて欲しかったです。
橋を走行中。ちょーかっけー(自分で言うな(苦笑))
今回初めて、ヘルメット付属のZEISSゴーグルを装着しましたが、これがなかなか良くて、早速本採用することにしました。バラモンキングはこの格好で望みます。
このウェアはショートスリーブタイプで、「スイムの肩回りが悪かったのはこれかな?」と思いました。113 Triathlon Malaysiaもこのウェアで出ましたが、あれはノーウェットでしたので、気にならなかったのかも。
周回コースの終盤。
工業団地っぽいところで、コースは貸切状態。
こういう直線で濃縮ドリンクを飲んだりしました。
今回は粉飴300g溶かしただけ、これが不味い( ゚д゚)トロトロした味のない生ぬるい水…的な。失敗したなぁ…。採用してる選手はみんなどうやって飲んでるの??
ここで1lap分(22.6km+9km)が終了。
これを7lapsです。やはりロングは長い!!
バイクに備え付けたジェルはここに着いたら補給。偶然にもトップチューブに7個付けていたので、周回を数える役目も担いました。
そして、エイドステーションに帰ってまいりました。
減速して水入りペットボトルをゲット!
主に水分補給、身体に水をかけてクールダウン。なお、大会オフィシャルのバイク用ボトル方はスポドリが入り。味は悪くなかったです。
沿道の応援はこのエイド周辺にしかおらず、応援の少ない中、己との戦いを際立たせてくれました。ザ・メンタル勝負。
2lap、3lapと周を重ね、4lap目に入って「半分切った!」とバイクパートの終わりが見えてきて、気持ちもラクに。
バイクパート後半は、南からの風が出てき始め、往路は向かい風、復路は追い風。
向かい風で漕ぎ続けるのはキツイ。時々ペダルの回転が止まり、まる腰も怪しくなってきた…。何度も言いますが、「対ロング」の練習量が足らなすぎであります(; ・`д・´)
周回コースということで先行とも選手も混ざり、己の幻影との戦い。のはずでしたが、マイペースは変わらず。今日はそれでいい。
レースの写真を改めて見ると、「これ、もうちょい落差取っても良いな…」と感じました。私のバイクのベースバーはあと1cm攻められる。
それか、サドルを前に出して、ステムも伸ばして全体的に前のめりにするとか。ん?それって、結局前のポジションに戻ることになるんじゃ…。
バラモンキングはこのまま出ますが、酒田おしんやITU世界選手権は変えるかも。
バイクのタイムは5時間33分53秒。
落車やコースアウト、後半にはバテもあったとはいえ、意外にも悪くはなかったです。(TTバイクも韓国戦以来、全然乗ってなかったし)。
これでもバイク順位は半分よりも下。欧米人、恐るべし。
【ランコースマップ】
約9.3km/lapを4.5laps。
Parco San Giulianoを走ります。なお、トランジションとフィニッシュエリア間が0.5lap分となります。
【ランスタート】
ランの入り。
初っ端のペースは5分/kmを切ってました。「足が超軽いんですけど!?」って。
たた、そんな簡単な話ではなかった…。
落車時に捻った右膝が痛み出し、あっさり失速。そらぁダイレクトに体重がかかるんですもん('・ω・')
エイドステーション。
約3kmに1箇所で、水とかレッドブルとかバナナとかオレンジとか。
レッドブルテントで、「はい!」って毎周回レッドブルを差し出してくれたエイドの美人ちゃんがいました。
「要らないんだけどなぁ…」と思っても、美人に出されちゃったら貰うしかない。あぁ美人に弱い(苦笑)
「身体を冷やさねば…」
バイクでは気にならなかった暑さもランになると無視できず。ホースを持ったボランティアスタッフに水を掛けてもらったり、コップに入った水を浴びるように飲み干し、身体を冷やす。
バラモンキングを見据えて、序盤からシューズ内も濡らしても走れるかどうかの実験をしたかったのです。
人によってはシューズ内が蒸れてマメが出来るんでき、私も時々出来ます。潰れはしませんが。
前々日のファンランから少しコースが異なり、長くなってました。
「こりゃあかんなぁ…」
一周目から歩いてしまいました(・_・;)。足の痛みもあるんですが、それじゃなくて「攻める」という意思が全く無かったんです。完走目標とはいえ、これはちょっと酷かったな…。
【シャワー】
コースにはこういうシャワーが設置されてました。この下に入って汗を流してました。
2周目、3周目と周を重ねるごとに滞在時間は長くなっちゃいました…。
この日は暑かった…。走ると余計に暑い。身体が熱くなると歯も痛む(泣)
飲み干された空のペットボトルの数々。
「もう限界…」
止まってうつむいていた時にペットボトルに入った水を差し出してくれた選手がいました。イタリア人だったかな…。ありがたい。そういう選手になりたいです。
「Keep Going!!」と応援してくれたイタリア人やその他外国人の声援で時々走るも、すぐに徒歩。ランパート後半は歩いた時間の方が長かった、圧倒的に。
これはちゃんと走ってますが、実際は走ったり歩いたりの繰り返し。
「from JAPAN!!」と毎周回応援してくれたイタリア人の男の子がおり、珍しいのか、お気に召されたのか、やたら応援されました。嬉しかったです。
広く広大な景色はなかなか良かったです。散歩している地元住民っぽい人もチラホラ。
【フィニッシュへ】
4.5周、42.2kmを終えてフィニッシュへ。
大会唯一の日本人選手を出迎えてくれたDJ、「Mr.Takahiro! from JAPAN!!」と盛り上げてくれました。
ランのタイムは5時間8分42秒。ボロボロ(苦笑)
5時間台は2年前の皆生以来(多分)。あの時は熱中症になったんだっけか。
【フィニッシュ】
ちょー焼けたな( ゚д゚)
フィニッシュタイムは12時間27分47秒。
スコアだけ見れば残念な結果かもしれませんが、ま、こんな時もあるさ。ロングなら尚更。
【フィニッシャーメダル】
こ、これは良い!
ガラス細工が大好きな私にとっては最高のメダルです。ヴェネツィアン・グラスです、ムラーノ島の。
完走出来て良かったっす(・∀・)
【メシ】
スタート前に預けたバッグを受け取り、ちょっと休んでからメシ。あまり食欲もなったんで、ほどほどにしました。
疲労感はこれまでのロングよりは無かった…と思います。倒れ込むことも無かった。フィジカル的な限界値には全然達していなかったのかもしれない…。
【バイク&バッグのピックアップ】
ということで、フィニッシュエリアから歩いて来ました。まだ走っている選手にエールを送ったりして。
4.5周も走ったことで園内の土地勘が完全にインプットされ、あまり遠いイメージが無くなってました。
「知ってる/知ってない」で意識がだいぶ変わらラクになるので、試走やコースの下見ってのはかなり大事です。イメージ出来て、イメージする事です。
トランジションバッグをピックアップ。
バイクをピックアップ。
今回もコケてしまい、だいぶキズ入りな鴉-karous-。
そういえば、周りの選手のバイクを見ていたら、サドル後退幅がだいぶ浅い印象を受けました。サドル先端がBBセンターよりも前だったり。踏み込みが主流なのかなぁ。
見た目はそっちの方がカッコええわな。攻めてる感じが。個人的には結構大事です。
宿泊先に帰って洗濯。
帰る途中、同じトコに泊まってる選手や家族と軽く言葉を交わしてました。これが良いし、楽しい。
洗濯して干して、就寝。バイクは明日の朝に片付けることにしました。
【レース翌日】
6月4日(月)。帰国日です。
5時に起床。というか、あまり寝られなかったです。
バイクを洗って、バラして梱包。
【朝食】
パンと果物とコーヒーなど。
これじゃ全然足らなかったので、スーパーに行ってピザパンをいくつか買って食しました。
10時前にチェックアウト。
表彰式が終わったらそのままヴェネツィアを観光するつもりだったので、バイクや大きいバッグは宿泊先に預けておきました(2ユーロ/day)。
ちなみにヴェネツィア中心部にも荷物を預かっててくれるところはありますが、バイクだけで20ユーロとメチャ高いのです。
【表彰式】
10時から表彰式が行われました。あんま出席者が居なかったです。
壇上に上がる入賞した選手を見ていて、「欧米で表彰台なんて別世界だなー」なんて思ってました。
なんか追いつける気がしません。シッポすら見えない。表彰式の時に優勝タイムは分からなかったですが、みんな速かったですもん。いつになったら追いつくやら…。(ん、その気あるのか(; ・`д・´)?)
表彰式は淡々と執り行われ、45分程度で終了。
この後、路線バスでヴェネツィア中心部へ行きました。
【ムラーノ島】
ヴェネツィア中心部まで行って、「さてどうしよう…」と検討した結果、ムラーノ島へ行く事にしました。
メダルがヴェネツィアングラスだったし、「せっかくなので行ってみよー!」となったわけです。ヴェネツィアから船上バスで15分程度で到着。
時計台の前にガラスのモニュメント。
ガラスショップがとても多かったです。お土産探しには良いと思いました。
パスタと肉。
イタリアに来て、やっとパスタを食べました(笑) 某氏曰く、昔(45年くらい前)はもっとたくさんの量が出たらしい。
【ムラーノ・ガラス美術館】
ガラス博物館があったので、こちらにも寄ってきました。工房とかはなかったです。ちょっと残念。
【サン・ロッコ大信徒会】
あまり時間もなかったため、サクっと見れそうだったサン・ロッコ大信徒会に寄ってきました。
こちらは英語のガイド。
これに建屋内の絵とそのタイトルが書いてあります。
どーん!
すごく迫力のある装飾と絵でした。私は詳しく知りませんが、圧倒されました。
予習していけばもっと楽しめたかもしれません。
16時30分も過ぎた頃、「そろそろ空港へ行く準備をしないと…」となりました。
一度宿泊先に行ってバイクとバッグを受け取り、路線バスで空港へ。空港までは8ユーロなり。
【帰国へ】
18時前にヴェネツィア・テッセラ空港に到着。
飛行機の時間は21時過ぎでしたが、結構並んでいたこともあり、これくらいでちょうど良かったです。
チェックインカウンターで手続き。
私:「これバイクっす!」
綺麗なイタリア人スタッフ:「料金の支払い方、知ってますか??」
私:「(;・∀・)ん??し、知らんがな。」
スタッフは電話で問い合わせをし、それが終わるとそこにもう一人いた(こちらも綺麗な)イタリア人スタッフとなにやら会話をしている…。なんか様子がおかしいぞ。
しばらくすると、「それ、ここ(カウンター横)に置いて。」と言われ、重量を計ると、そのままステッカーを貼り出しました。おやおや??
綺麗なイタリア人スタッフ:「大きい荷物は向こうで預けてね!」
私:「バイク代はどうやって払うんだい??」
綺麗なイタリア人スタッフ:「いらないわ。」
私:「えぇ!マジで!?」(思わず日本語)
ちょー嬉しい(笑)
そんなことで、帰りはバイク代がタダでした。
ということで、大きいサイズ用の窓口へ。
空港スタッフ:「んじゃあ、そこのコンベアに載せて。」
開封とかもなく、何も聞かれる事もなく、何もなく無事に終了。
やる事もなかったので、サクッとセキュリティを通ってラウンジでマッタリしてました。
【さらばヴェネツィア…】
空港ラウンジより。
ここのメシが美味かったです。お酒も飲み放題(私は飲んでないですが)。
あと、シャワーもありました。ここで浴びても良かったかもしれない。
【乗り換え】
イスタンブールのラウンジでシャワーを浴びて、歯を磨いて、帰国に備えてました。あんま時間が無かったので、サクッ汗流し程度。
【日本上空】
イスタンブールから成田までの飛行機は割と空いており、ラッキーなことに3人掛けの席を独占する事ができました。
ということで、8-9時間くらい横になっての爆睡。機内食も離陸後すぐの一食はパスってしまったけど、前日あまり寝てなかったのもあり、とにかく寝たかったのです。
【無事帰国】
定刻よりも1時間近く早く到着しました。ラッキー。
そして、バイクもしっかり到着。ここから電車で家路につきました。
【あとがき】
最後の画像はヴェネツィアの運河。
このヴェネツィアには一眼のフィルムカメラを持ってまた来たい。
急遽ねじ込んだイタリアのロングの結果は散々でした。気持ち(思い入れ)が無いと粘りが無くなるし、悪い意味で諦めが良くなってしまうし、注意も散漫。それが分かっただけでも収穫有りでした。
次のロングは二週間後のバラモンキング。
ここはミスれない。最低でも年代別の入賞、総合入賞出来れば大したもの。私にとっては最後かもしれない日本のロングなので、笑ってフィニッシュしたいところです。