[2020 ハウス歩くスキー大会]事前準備~個人レッスン~レース

ハウス歩くスキー大会この記事は、2020年1月19日(日)に北海道で開催されました「ハウス歩くスキー大会」となります。
 
Official HP
 
日程はこんな感じ↓
・1日目
北海道入り。
個人レッスン受講。
 
・2日目
講習会の受講。
レース当日。
帰路へ。
 
元々は個人レッスンを受けるだけのために北海道へ行く予定でしたが、「個人レッスンの翌日にレースがある」ことが偶然にも発覚。記事化することにしました。
 
このブログとしては初のクロスカントリースキー単体のレースとなります。お付き合い下さい。

 

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公式ホームページより。
 
「クロカンが速くならなければ話にならない」
ここ数年、のうのうとウインタートライアスロンに、特に世界選手権やワールドカップへ出場してきて痛感したんですが、私はいまだにスケーティング走法がぎこちなかったりします。
 
雪国に住んでいるわけでもないため、シーズン中に滑れる回数はごく僅か。
つまり、練習量(板を履いて滑っている時間)が全く足らないんですが、「クロカンはテクニックでカバー出来る。」という声をチラホラ聞きます。
 
「それならテクニックを身に付けよう!」と。
 

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「古澤先生の教え方が上手ですよ。」
古澤先生とは、1998年の長野オリンピック、そして2002年のソルトレークシティオリンピックに出場した古澤緑さんのこと。
 
彼女に教えを受け、かなり速くなったのはウインターTri友の山路さん(広島)。彼にそう言われ、「一度習いに行ってみようかな…」と思い、昨年秋くらいに彼女に連絡し、個人レッスンの予約をいれました。
レッスン場所は札幌近郊で、今回は「白旗山競技場」。福住駅でピックアップして貰い、現地に向かう事になりました。
レッスン場所は雪の量や、生徒のアクセスのしやすさてわ変わるようです。
 
そして、1月上旬にハルビンで山路さんと話をしていた時、「ハウス歩くスキー大会というのがありますよ。」と彼からの一言。
古澤さんにも出場を勧められ、「んじゃあ出てみよう。」と。
 
【エントリー】

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古澤さんに直リンクを教えてもらい、締め切り後に申し込みました。「当日受付でも大丈夫ですよ」と言われたので、万が一エントリー出来ていなくてもなんとかなりそうです。
※結局当日改めて申し込みました。
 
参加コースは15km(上級)。
最近守りに入る傾向にあったため、ちょっと昔の無鉄砲だった自分を思い出して長い距離にチャレンジしてみました。帰りの飛行機に間に合うかどうか分かりませんでしたが、まぁなんとかなるだろう…と。
 
エントリー代は無料。
完走したら各種お土産があるんだとか。なんて懐に優しい大会なんだ!
 
【エアチケット】

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エアチケットは遥か昔に取ったため、詳しく覚えてないんですが、復路便はマイレージでゲットした…はず。
 
海外遠征で使おうと思っていたマイレージですが、ANAは往復で取らないとマイレージが使えず、かなり使い難いことが分かり、片道からでも使える国内線で使い切ることにしました。
 
事前準備はこれで完了。
今回は個人レッスンがメインであり、レースはそのレッスンの効果を確認するイメージでした。さてさて、クロカンのスキルは上がるのだろうか。
 
【出発】

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18/Jan/2020 (Sat).
2020年1月18日(土曜日)。
off to Hokkaido✈️ from Haneda airport.
 
7時ちょうど。
羽田空港国内線ターミナルにやってきました。 出発前日の天気予報では、この日は雪の予定でしたが、結局は雨となり、フライトスケジュールには全く影響がありませんでした。
 
スキーは特に別料金を取られることはありませんでした。自転車と同様に20kgまでなら無料(と思われます)。
ちなみに寸法規制は機材によって変わります。
 
約1.5時間のフライトで北海道へ。
 

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in New Chitose airport.
 
9時30分過ぎに新千歳空港到着。
この日は北海道にある7つの空港が民営化したらしく、その記念式典が空港内で行われておりました。
ここ最近、地方空港でも国際化の流れがあるようです。北海道もチャンスな気がします。
 
朝昼兼用の食事を空港内で取り、古澤さんとの待ち合わせ場所である福住駅へ向かう事にしました。
 
福住駅へ】

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To Fukuzumi station where pick up me by my teacher.
 
"新千歳空港<=>福住駅"はバスがあり、運賃は1,100円/片道。
なお、往復分で買うと往復で100円分お得になりますが、レース後は大谷地駅から帰ることになるため(後述)、今回は片道のみ購入。
 

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little snow in Sapporo city.
 
今季の北海道は異例の雪不足らしく、このように雪が殆どありませんでした。
道民の生活はしやすいのは確かでしょうが、ゲレンデやレース、そして雪まつりに影響が出つつあるそうな。
 
福住駅バスターミナル】

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in bus terminal of Fukuzumi station.
 
バスに揺られること約1時間弱。
福住駅のバスターミナルに到着。時間に余裕があったため、近くのマクドナルド(イトーヨーカドー内)で再昼食。
 
昼食後の13時に古澤さんと合流。
彼女の自動車で白旗山競技場へ向かいました。道中はウインタートライアスロンや山路さんの話とか。古澤さんは初対面とは思えないほど話しやすい方でした。
 
【プライベートレッスン】

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in Shirahatayama Field Track wkere Lesson and Race Venue.
Private Lesson by Olympian in today.
 
自動車に揺られること十数分で、白旗山競技場に到着。
なお、明日のレースもここで行われる予定で、予習で練習している人もチラホラいました。
なお、コース使用料は無料。更衣室もあり(ロッカー使用料は50円)、トイレには温水洗浄便座もありました。マジで破格…。
 
レッスンでは基本的な身体の使い方を学習。
上半身の使い方をマスターすれば、(たとえ上り坂だとしても)自然と前へ進むことを知りました。進む板に身体を乗せ、上下運動を加えるだけ。スピードにのれると楽しさは5割増。
 
色々とテクニック(とその理屈)を教えて頂きましたが、自分で噛み砕いて解釈するにはもうちょい時間が掛かりそう。
レッスン後には、「十分綺麗な姿勢で乗れている」と言われたため、あとは滑る時間を増やして慣れることが大事。「スケーティング走法とスケートは(重心の使い方は)全く同じ」と仰っていたので、スケートで練習してみようか。
 
2時間ちょっとのレッスンはあっという間に終わりました。古澤さんに福住駅まで送って貰いました。
 
【宿と夕食】

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dinner in accommodation.
 
当日に取った"コンフォートホテル札幌すすきの"で一泊。
 
ホテル近くのイトーヨーカドーでお弁当を買い、夕食はそれを頂きました。古澤さんに教えて貰った動画を見つつ、今日の復習をしてました。
 
今夜寝て、明日起きたらスイスイ滑れるように…なってたら良いな(笑)
 
【起床】

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19/Jan/2020(Sun).
2020年1月19日(日)。
 
6時45分過ぎに起床し、ホテルの朝食へ。
美味しく頂きました。朝にコーヒーが飲めることは私にとっては至福の時でございます。
 
【白旗山競技場へ】

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To Race Venue.
 
札幌市の気温は-6.5℃。
結構な冷え込みでしたが、このように雪は全然無し。
翌週は雪が降るっぽい予報でしたので、そこでドカッと雪を期待したいところ。というか、振ってもらわないと、札幌国際スキーマラソンが中止になってしまう。
 

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in Oyachi Station.
 
東西線で大通駅から大谷地駅にやってきました。
この駅からレース会場までの無料シャトルバスが出ており、バス数台によるピストン輸送っぽいので、8時30分〜10時内に行けば、とりあえず乗れそうでした。
 
番号札をスキーケースに付けて、半券は降車時に見せることで、間違って荷物をピックアップしないように管理をしてました。
 

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in Race Venue.
 
バスに揺られること30分弱。
9時10分、レース会場に到着した時にはすでに多くの人が試走や準備をしておりました。みんな速そう…。
 

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Registration.
 
会場に着いてまずは受付。
私は締め切り後に申し込んだこともあり、やはりスタートリストには反映されておりませんでした。
なので、改めて当日申込をして無事に受付完了。
 
なお、このレースはタイムや順位を競うのではなく、あくまでも楽しむことが前提なので、タイム計測等はされません。なので、計時チップは無し。
 
部門は5km(初級)、10km(中級)、15km(上級)。
 
【講習会】

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Grope Lesson.
 
レース前にグループレッスンがありました。
任意参加で、初級(クラシカル)、中級(スケーティング)とあり、後者に参加。
 
約30分の簡単な講習会。
クイック、ラピッド、スーパースケーティングといった走法のレッスンでした。昨日時間が無くて個人レッスンでは出来なかったため、私にとっては良いチャンスでした。
 
【開会式】

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Opening Ceremony.
 
10時40分くらいから開会式。
第38回となる今大会の参加者は1,500人。再来週に開催予定である"札幌国際スキーマラソン"の調整として出る人もいるそうな。
 
さて、人生初のクロスカントリースキー単体レース、そして自己最長距離への挑戦の始まりです。
 
【レース】

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Course map.
 
15km/lapを1周回。
10km用と5km用を合わせたコースで、10kmは斜度高めの上り坂があり、難易度は(私にとっては)若干高め。
 
今季の北海道は異例の雪不足。
今回のレースも例外ではなく、全体的に雪が少ない故に、所々で地面が見えたり、石が転がっておりました。
その石ころに板が引っ掛かると速度が急変化→バランスを崩して転倒。なかなかの難易度でした。
 
レース時の気温は約-5℃で天気は晴れ。
コンプレッションウェア2枚、クロカンウェア1枚、ウィンドブレーカー1枚では汗だく。レース中に喉が渇いてしまったのは、レース時のウェアの選び方はまだまだ試行錯誤中です。
 

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Race.
 
11時10分くらいに15km部門がスタート。
 
スタート直後は大渋滞。
コース幅が狭かったのと、端っこに雪が無かったことで、ほぼ1列行進。少ない雪にみんな大苦戦で、途中で諦めて引き返す人も。
 
そんな少ない雪に板を何度も引っ掛けてしまい、平地そして下り坂では転倒しまくり。雪がないから転ぶと痛く、打ち所が悪かった膝は大きく腫れ上がってしまいました。
気がついたら右側ブーツのストッパーが破損も…。
 
一部、斜度の高い上り坂もありましたが、そこはなんとかクリア。板を脱いで上る人がいる中、スケーティング走法で上り切れたのは大きな成長の現れか。
 
全く滑らない雪と板でトロトロと滑っていたところ、フィニッシュまで残り約2kmのところでハプニング。転んだ時、右側のポールが折れてしまいました。
折れたポールを見つつ「マジかよ…」となるも、仕方なくポールなしで滑走。
上半身の重心移動(ヤジロベーのように横に動かすこと+ハの字)を使えば、自然と前に出るのは昨日のレッスンで教わったこと。上り坂もポール無しで進めるようになっていました。
 
ポール無しで滑走しつつ、無事にフィニッシュへ。
 

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finish!
Well done🤝
 
フィニッシュ。
折れたポールにビックリしていたのは、フィニッシュエリアにいたスタッフやゲスト。人を驚かすのは得意なんだと思います、多分…。
 
色々と事件はありましたが、無事に15kmを走り終えて、フィニッシュすることが出来ました。
 

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finisher prize.
 
参加賞など。
協賛であるハウス食品やCOOPの品やピンバッジなど。確かに豪華でした。もう一度言いますが、参加費は無料です。
 

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broken equipments.
 
ポールが折れるとは思いませんでした…、困ったなぁ。この際、カーボン素材の軽いストックを買おうかな🙄
 
ブーツも破損。
過去にも同じ場所が折れました。設計上に問題有りな気がします。特に素材が。
 
サイズが合わず、騙し騙しで使っておりますが、やはり横幅がキツく感じるため、28.5-29cmの履きやすいモデルを購入するかもしれません。山路さんのが履きやすくて良かったんだよなぁ。
 
とりあえず修理に出さないと…。
 

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Swollen because of falling down.
 
画像ではよく分からないですが、地面にぶつけた膝がスンゲー腫れ上がってました。
腫れている場所以外もかなり痛みがあり、歩くのも大変な状態。帰宅後に超音波を当てておきました。2日後には軽く走れるようになったので、とりあえず一安心でした。
 

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To Oyachi Station by shuttle bus.
 
実はフィニッシュした時からシャトルバス(大谷地駅行)の出発時間(13時30分)までの時間に余裕がなく(私のスキル不足ゆえ)。
急いで更衣室に行き、10分程度で着替えを済ませて、13時30分発のシャトルバスへ。
 

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in Oyachi Station.
 
14時に大谷地駅に到着。
バスターミナル内にあった券売機で新千歳空港のチケットを購入。14時10分発の新千歳空港行きに乗車することが出来ました。移動がスムーズでタイムロスが殆ど無し!
 

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To New Chitose airport from Oyachi Station by bus.
 
レース後に休むヒマも無かったこともあり、バスの中では吐き気や寒気、そして意識が朦朧としてました。
 
水分を全然取っていないことに気が付き、貰った飲み物で身体を潤して、軽く目を瞑っておきました。
その後、徐々に回復していったので、体内の水分(それにミネラル)不足だったようです。あとは寝不足か。
 
新千歳空港到着】

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in New Chitose airport.
Check-in the special luggage (ski).
 
15時に新千歳空港到着。
チェックインカウンターにてスキーを預託。
 
スタッフ:「いつもどうやってますか?」
私:「??、このままです。」
 
スタッフの意図がよく分からなかったです。クロネコヤマトのビニール袋に違和感があったのでしょうか。追加料金は無し。
 

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late lunch.
 
チェックイン時には吐き気がすっかり無くなっていたので、空港内のフードエリアにて腹ごしらえをしておきました。
塩分補給としてラーメン。あとはたんぱく質補給で魚など。食べたかったものを食べただけですが。
 

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Bye-bye Hokkaido✋
go back to home.
 
お土産も買い、出発の40分前にセキュリティーゲートに並んでいたら、タイムリミットで優先レーンへ案内されました。この日の新千歳空港には乗客が多く、ゲートでは大渋滞となっていたのです。
 
定刻の17時、羽田空港に向けてテイクオフ。
 

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Exit seat.
 
今回は往復共に非常口席でした。
私は好んで(足元が広い)非常口席を取るんですが、あまり需要がないのか、復路では一部空席でした。快適で良いんですよ、ここ。国内線だったら追加料金は無かったと思います。
 
羽田空港到着】

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in Haneda airport with broken stock.
 
18時30分過ぎ。
板と折れたポールも無事に羽田空港に到着。スキーはバッゲージクレームのベルトコンベアに(ごく普通に)乗ってで出てきたんですが、注目度が高かったです。布製ケースに入ってるのが一般的である中、ビニール袋に入った状態ですからねぇ。
 
ただ、養生テープで束にされていたアイスホッケーのスティックが出てきたときは、流石の私も「すげーな…あれ。」と思ってしまいました。日本国内ならその状態で預けても大丈夫なんでしょう、きっと。
 
【あとがき】

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Bye-bye House Cross-Country Skiing Race⛷️
 
人生初のクロスカントリースキー単体レースは無事に完走することが出来ました。
 
得るものが多かった週末でした。
身体の使い方を少しだけ学習し、以前なら諦めていたであろう斜度高めの坂道を滑り切ることが出来たのは、私にとっては大きな自信となりました。
レース前日のプライベートレッスンがなかったら、恐らく板を脱いで登っていたと思います。
 
今年のクロカンレースはもう1レースあり、不安よりも楽しみの割合が多くなってきました。まずはポールは買わないと…。
 
今回の遠征もお疲れ様でした✋